ギックリ腰についてプロに聞いてみました。
2021/11/11
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2021/11/11
closet 田中です。
ぎっくり腰ってなったことありますか?
僕は1年に1回はぎっくり腰になってしまいます(汗)
ぎっくり腰ってかなりつらい、、、、
そんなぎっくり腰について
『ぎっくり腰になった時の対処法』
『ぎっくり腰にならないための大切な事』
『温めたほうがいいの?冷やしたほうがいいの?』
などなど
そんな疑問をbrick店で水曜日だけ施術お願いしてる整体師の丸山さん (某チェーン店の店長として10年以上のキャリアの持ち主!)に『腰痛、ぎっくり腰』について聞いてみました。
田中 『自分は学生時代に腰を痛めて以来、たまにぎっくり腰になってしまいます。ぎっくり腰って何が原因なんでしょう??』
丸山 『実は腰痛やギックリ腰の原因で腰だけに問題が発生していることはまず少ないんです。急に過酷な肉体労働をしたりした場合は別ですが。
骨盤を含めた下半身や内臓に慢性的な負担がかかっていることが腰痛やギックリ腰の原因になります。』
田中 『腰だけに原因があるわけではないんですね!!』
丸山 『そうなんです。人は体勢をとったり動かしたりする時、全身の筋肉を上手に使う必要があります。
ところが、身体のどこかが凝っていたり、力が入りすぎていたり(骨盤や下半身の場合、無自覚なケースも多いです)すると、全身が上手に使えず、腰周りの筋肉の負担が増え慢性的な腰へのストレスとなり、ある日突然ぎっくり腰となって訪れます。
また、内臓のコンディションが悪いのもぎっくり腰の原因の一つです。(これも無自覚の方多いですが)無意識に内臓側をかばうように猫背気味になってしまっている事が多く、その体勢が腰周りの筋肉にストレスを加えてしまっていて、これもまたふとした瞬間にぎっくり腰がやってきます。』
田中 『内臓のコンディションも原因になるんですね! 確かに、、、暴飲暴食が続いた時は胃の調子も悪いし身体も疲れるし、それがぎっくり腰につながっていたかもなんですね。。。』
丸山 『そうなんです。骨盤を含めた下半身や内蔵への継続的な負担が、慢性的な腰痛を起こす原因になります。
ギックリ腰は、慢性的な腰の負担が増えている中で、強引に身体を動かしてしまったり、くしゃみや軽いとっさの動き等で反射的に急激な力が発生した時に起こりやすくなります!』
田中『そう!軽い動きでもなったりします!あと、急に動かしたわけじゃないのに突然 ズキーンッ!と痛くなったり。その時だけの動きが原因ではなく慢性的な負担がかかっていたんですね。。。納得です。』
田中『では、ぎっくり腰になってしまった際の対処法として、まずは何をすればよいですか??なった瞬間のあの痛みは辛すぎます泣。』
丸山『辛いですよね。。。まずは、何かをするとゆうよりも安静にすることが大切です。ギックリ腰の時は筋繊維が傷ついてしまった、いわゆる「怪我」状態なので。とりあえずゆっくりと移動して楽な体勢をとって、まずは安静にしてください。
動くのがやっとであれば無理に身体を動かさず、できれば家で安静に数日過ごされる事をオススメします。仕事や家事、育児など休めない場合も多くあるかと思いますが、ゆっくりと身体を動かすなど、とにかく痛みが強くならないように過ごして下さい。その際は応急処置として骨盤ベルトなどで腰を固定させるのも有効です。(骨盤ベルトについては使い方に注意ありです)
発症直後の痛みが強い時期には冷湿布、痛みが少しやわらいだら温湿布が推奨されています。
ぎっくり腰を発症した直後は、患部が炎症を起こしている状態なので、痛みの軽減を期待したい場合は冷やす方が良いとされています!
痛みが和らいできたら、炎症がおさまってきているという事なので(個人差がありますが2、3日経つと炎症がおさまってきます。)温めて血流を促すことが大切とされています。
そして少し落ち着いたタイミングで整体の施術などを受けることをオススメします。
整体の施術で損傷部位が治ることはありませんが、
身体の緊張をほぐすことで痛みの感じ方を和らげ、「ぎっくり腰」という怪我をしてしまった身体にたいして治癒力を高めるお手伝いをしていきます。』
田中『なった瞬間は痛みと衝撃と驚きと焦りと感情が交錯しますが、ひとまず落ち着いて安静にして様子を見ればよいのですね。その後、動けるかどうかで対処が決まってくるという事ですね。その順序が分かるだけでもちょっと安心かもです。』
田中「では次に、なってしまった後、治すためのポイントはありますか?」
丸山「はい。ここからが大切な話になってきます。
身体に不調が出た場合、前述のとおりまずは適切に休むことが大切です。休ませる事で身体は不調箇所を治癒するように働きだします。
(治癒過程には個人差はあります)
しかし、もともと慢性的な腰痛をお持ちだったり、腰以外にも肩コリ等そのほか不調がある方の場合、そうでない方と比べると治癒に時間がかかることが多くあります。
それは、ギックリ腰の外傷(怪我)以外にも、その方が今日まで抱えていた肩や腰(その他不調部位)などにも治癒力を働かせなければならないからです。
大切なのは、腰だけではなく身体全体の硬くなった組織の緊張を解し、全身の血流を促すことが改善する大きなポイントになります。』
田中『なるほど。ギックリ腰で大火事が起きていても、身体はぎっくり腰の火消しばかりではなく、近隣への燃え広がりを防いだりなどのフォローもしないといけないということですね。』
丸山『その通りですね。全身血流改善がまさに火事でいう放水ポンプの水の役割かもしれません。』
田中「血流が大切って髪や頭皮でもよく言いますが、やはり全身にとって大切ですね。当たり前のようで、ぎっくり腰とは関係なく考えていたかもです』
丸山『肩こり腰痛、ギックリ腰にしても、血行が良くならなければ身体はスムーズに治癒力を働かせられません。
整体の施術などで硬いところをほぐし血流を促すことによって、身体にとっての問題は解決しやすくなり、ギックリ腰に対して治癒力の本領を発揮しやすくなります!血行改善→治癒力向上して、損傷部位を治癒するまでの時間を早巻きするお手伝いをするのが整体の役割ですね。』
★ その他、ぎっくり腰についての、ちょっとした疑問にも答えてもらいました!
前述したとおり、発症直後の痛みが強い時期には冷湿布、痛みが少しやわらいだら温湿布が推奨されています。
ぎっくり腰を発症した直後は、患部が炎症を起こしている状態なので、痛みの軽減を期待したい場合は冷やす方が良いとされています!
痛みが少し和らいできたら(個人差がありますが2、3日経つと炎症がおさまってきます。)、温めて血流を促すことの方が大切になってきます。
発症直後は入浴は避けシャワーでさっと済ませた方が、痛みが増すことなくベターです。湿布と同じく、痛みが和らいできたら半身浴などでゆっくりと身体を温め血流を促すよう入浴するのがおススメです。
身体の硬いところを良くストレッチしたりほぐす等、腰に負担をかけない身体作りが大切になります!普段の姿勢や歩き方も大切に
内臓に負担をかけない食生活や、メンタルケアも腰への負担を減らしてくれます!
また身体の動かし方には注意しましょう!急な動きは禁物です。
日頃から身体の柔軟性を作ることが、腰痛やぎっくり腰の予防になり、大切な事の一つです。
腰に負担をかけない身体を維持するのには、なかなか個人の努力では大変な場合も多いですので、そんな時こそ整体をご活用ください。施術でお手伝い出来ると思います。
ギックリ腰はその場で治すことは出来ません。
血行を改善し治癒力を高めるお手伝いをするのが整体です。
それにより痛みを和らげたり、歩行が楽になったりなどの効果が期待できます。(もちろんこちらも個人差はありますが)
施術の仕方としては、体幹の骨格、関節、内臓の強張りを緩め、身体を揺らしたり伸ばして円滑な運動性を高めていきます。
それにより血行を改善して、疲れがとれやすい身体を目指します!
(ギックリ腰の場合、揺らしたり伸ばしたりする施術は様子をみながら必要か判断して行っていきます。)
また、日ごろからご自身の身体の声に耳を傾ける事も大切です。何かひどい症状があらわれてからではなく、疲れたなと感じた時は無理をせず休み、休んでも疲れが取れない時には、お気軽に整体師へご相談ください。身体の疲れをとることに関して何かお手伝いできる事があると思います。』
田中 『お話を伺って、今すぐ丸山さんの整体を受けたくなりました。身体をほぐしてほしいです。泣。
そして、わかってはいましたが、やはり日ごろからのケアもとても大切ですね。。。なかなかセルフケアだけでは難しいのでぜひプロに手伝ってもらいたいです!!』
丸山『はい。いつでもお待ちしております。笑顔。』
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田中将洋
closetの田中です。パーマとメイクが好きな47歳。佐賀県から上京後、表参道のZACCに11年在籍し、新宿御苑にサロンをオープン。色々と吸収することが好きで常に少しずつ変化しています。最近のテーマは『上質』アラフォーになったせいか上質感が好きです。縮毛矯正や髪質改善も経験値が高く『上質』な仕上がりになります。パーマでは雑誌のお仕事、講師関係、美容の商品開発の協力もしています。
最近では白髪ぼかしハイライトも得意技に入ってます。ただ暗く染める白髪染めから卒業しませんか?
プライベートでは11歳と8歳の女の子の父親。アラフィフになるにつれ身体の変化をしみじみと感じ、ピラティスを始め体や心の柔軟性を高めることに興味を持って色々と取り組んでいます。
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