腰痛について
2024/10/23
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2024/10/23
腰痛が起こる原因はさまざまで、複数の要因が絡んでいる場合があります。
腰そのものに問題があるだけでなく、職業、生活習慣、ストレスなどの要因が複雑に絡んでいるため、自分の生活をかえりみることが腰痛の原因を知るための第一歩となります。
また腰痛の15%程度は原因を特定でき(特異性腰痛)、多くは原因不明(非特異的腰痛)といわれています。
代表的な例では、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、骨粗しょう症、筋筋膜性腰痛(激しい運動後の腰痛)等があげられます。
他にも神経の腫瘍や感染症、内臓疾患、心因性の病気(統合失調症等)が原因になる場合もあります。
今回は非特異的腰痛について述べていきます。
腰痛の約85%は、しびれや麻痺等の神経症状や基礎疾患などがなく、エックス線やMRI等の画像検査をしても痛みの原因が特定できない非特異的腰痛です。
腰椎症と呼ばれるものもこれにあたります。
腰痛は、長時間中腰や猫背などの姿勢を続け腰や背中の筋肉が緊張し続けたときや、運動不足等で腰を支える筋力が弱っているとき等に起こります。
寒さで筋肉が硬直しやすい冬も神経が刺激されて痛みが起こりやすくなります。
通常は短期間で軽くなりますが、休養が十分にとれなかったり、ストレスなどの心理的要因があると長期化する場合があります。
急性の腰痛であるギックリ腰も非特異的腰痛に含まれます。
ぎっくり腰は急に無理な動作をした時等に起こる腰組織のケガで、ねんざや椎間板、腱、靭帯等の損傷が多いと考えられていますが、厳密にどの部分が痛んでいるのかを断言するのは難しいためです。
体のどの場所にも置き換えられることですが、痛みが発生するメカニズムは大きく分けて2つあります。
腰の筋肉に許容以上の動きが加わり(侵害刺激)、反射的に痛みを感じるケース。
この腰痛の原因は腰だけでなく体全体に意識を向けていく必要があります。
本来腰は他の関節と連動してしなやかに動いていますが、腰以外の体の一部もしくは全身が固い場合、腰に通常以上の負担がかかりやすくなります。
からだは反射的に痛みを起こすことで、腰にこれ以上の負担をかけないようにします。
血行不良が続くと腰の筋組織(細胞)が酸欠になり、血管の拡張を促します。
その際に分泌されるブラジキニンは起炎物質のため、血管拡張と共に発痛を促します。
※整体の施術後に痛みが取れるケースは神経由来のタイプが多く、血流由来の痛みは慢性化しているケースに多いため改善に月日がかかりやすいです。
職場環境によって腰痛が発生するケースは非常に多く、労働災害全体の6割以上を占めるといわれています。
体に負荷のかかる重労働、特に重たいものを持ち上げる作業や体幹をひねったりする作業には気をつける必要があり、介護の職場で多いとされています。
また腰痛が発生するケースは同じ姿勢を取り続けるような職場でも多く、デスクワークや長距離輸送のドライバーの方にも発生しています。
股関節やその周辺の筋肉の柔軟性が失われてしまうことが要因のひとつに考えられます。
職場でのメンタルヘルスとの関連も指摘されていて、仕事に対する満足度や人間関係も腰痛の発生や慢性化と関係があるといわれています。
ストレスを溜めない環境づくりも大切です。
オススメのストレッチ等をご紹介いたします。
前屈方向
伸展方向
後ろ側
前側
腸腰筋や大殿筋、ハムストリングス等の骨盤と関わりのある筋肉が原因で、腰の筋肉への負担を増やし腰痛を発生させやすいです。
腰も大切ですがその周りの状況も理解しましょう!
推拿(中国徒手療法)を学んだのち、古賀が体系化に成功した整体法TRESを学んでいます。
本来からだが持っているパフォーマンスをより多くの方に体感を通して知って頂きたく日々励んでいます。
施術でからだと向き合うことをきっかけに、これからの改善策を一緒にみつけていきましょう!
『カラダから自分を知り、コレカラの生き方に活かしていく』をテーマに掲げて施術を提供しております♪
※整体法TRES
力による矯正ではなく、からだが元々持っている良くなろうとする力を丁寧に引き出していく整体法です。
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